【風水】寝室は家庭のパワースポット！上手な整え方とNGアイテムを避けてどんどん運気をアップ

稼働させっぱなしのパソコンがフリーズしてしまうことがあるのと同じように、私たちの脳もONの状態が長く続くとバグり始めます。

だからこそ、毎日の睡眠が超大事！

「最近、体調が悪い」「いろいろなことがうまくいかない」と感じているなら、日々の睡眠を見直してみることが状況改善につながる可能性があります。

今回の記事では、良質な睡眠をサポートする寝室風水にフォーカス！

恋愛も仕事も妊活も、寝室の環境を整え眠りの質を高めることで劇的にうまくいくようになるでしょう。

運気を上げる寝室インテリアについて、方角や色、置くべきアイテムの情報を交えつつご紹介します。

寝室の風水を整えると運気が変わる！どんな運気に効果がある？

成功できる人ほどよく寝ているという事実

突然ですが、みなさんは1日どのくらい寝ていますか？

「私は睡眠を削って仕事や子育てを頑張っている」

「寝る間も惜しんで副業に精を出しています」

「そもそも私はショートスリーパーなので、あまり寝なくても大丈夫です」

しかし、それで本当に成果は出ていますか？仕事でミスをしていませんか？

予定通り稼げていますか？家族やパートナーとの仲は良好ですか？

日本では「睡眠を削ること」が古くから「美徳」のように考えられていましたが、最新の研究ではそれが全く逆効果であることがわかっています。

その証拠にここ数年、「睡眠」について扱った多くの本がベストセラーになっていますよね。

「世の中で“成功者”と言われる人々ほど、普段からたっぷりと寝ている」

これが世の中の新常識。

動かしっぱなしでバグったパソコンをシャットダウンして再起動すると動きが回復するのと同じように、私たちの身体にも「休息」が必要不可欠なのです。

だからこそ「どうすればよく眠れるのか」「どうすれば睡眠の質を高めることができるのか」を知ることが超大事。

その方法の一つとして「風水で睡眠環境を整える」というテクニックがあるのです。

寝ないと損するだけ！寝ることの最強過ぎる効果

それにしても、なぜ成功者たちは寝ているのでしょうか。

なぜ、たっぷり寝ると仕事で成功しやすくなるの？

理由は、睡眠不足が仕事のパフォーマンスを著しく低下させてしまうことがわかっているからです。

「6時間」と「7時間」で睡眠時間を比較すると、6時間しか寝ていなかった人のほうが作業にかかる時間が14％も長くなることが判明！

つまり、7時間しっかり眠っていれば8時間で済む作業が、寝不足の状態だと9時間以上かかってしまうということなのです。

「仕事が終わらなくて残業しがちだ」という方は、そもそも睡眠時間が足りていないのかもしれません。

他にも、睡眠にはこんなメリットがあります。

• 免疫力が向上する
• 病気のリスクが下がる
• 寿命が長くなる
• 脳機能が上がる
• 記憶を整理してくれる
• ダイエット効果
• アンチエイジング効果

睡眠が足りない生活が習慣化すると高血圧や糖尿病を誘発することが多くの研究から明らかになっていますし、健康維持する上で睡眠は超重要です。

110万人を対象とした追跡調査によれば、死亡リスクが最も低いのは男女ともに「7時間睡眠」。

https://www.otsuka.co.jp/suimin/column02.html

1日のうちの約1/3は眠っている、つまり一生のうちの1/3は寝ている時間だと言っても過言ではありません。

そう考えると、「睡眠、めっちゃ大事！」と、睡眠に対する考え方もだいぶ変わるのではないでしょうか？

ただし、理想的な睡眠時間には個人差があります。

また、「よく眠れたなあ」と自分自身が感じられるかどうかも心身の状態に多大な影響を与えることがわかっているので、睡眠に対する満足度を高める上でも寝室風水は試してみる価値があるでしょう。

寝室を整えれば恋愛もうまくいくようになる

寝室を整えることで睡眠の質が変わり、それによって体の疲れがとれやすくなって仕事のパフォーマンスが上がり、結果的にお金持ちになれる。

それが現代の成功者たちの法則ともいえますが、実は睡眠は「人間関係運」や「恋愛運」ともつながっています。

睡眠が不足すると、人に対する攻撃性が高まるという研究結果があり、他者とぶつかりやすくなったり、人間関係に対して不満や不安を感じやすくなったり･･･と、対人トラブルを生じやすくなることがわかっているんです。

恋をするとあれこれ不安になってしまうのは誰でも経験があるかと思いますが、それがあまりにも行き過ぎてしまってメンタルがかなり不安定になっているという場合は睡眠の質が落ちている可能性も考えられますね。

逆に言えば、よく眠れるようになるだけで、モテモテになれる可能性もあるということ！

十分な睡眠はお肌や髪の新陳代謝を高める効果もありますから、身体が生き生きと若返れば異性が寄ってくるのは納得できるところではないでしょうか。

寝室風水では、シーツの選び方一つも健康運や恋愛運につながっていると考えられていますし、この環境を見直して整えるだけでも1年、5年後の未来は全く違ったものになるだろうと予測できます。

風水と合わせて実践すべきこと

人は眠ることによって明日への活力を取り戻します。

寝室風水は、「睡眠環境を整えることによって睡眠の質を高め、もっと充実した人生を送ろう」というとてもポジティブな開運テクニック。

ただ、風水だけではカバーしきれない部分もあります。

ぜひ、風水と合わせてこんなポイントも意識して過ごしてみてください。

朝、5分で良いので日光を浴びる

夜、自然な眠気に包まれるためには、「メラトニン」という脳内ホルモンの分泌が必要です。

このメラトニンは、セロトニンによってつくられますが、セロトニンを十分に分泌させるためには朝の日光が必要。

休日であっても、朝起きたらなるべくすぐに、5分程度で良いので日光を浴びるようにしましょう。

この際、メイクはせず、皮膚に日光を直接当てることが効果的です！

布団に入る90分前に入浴を済ませる

良質の睡眠に入るためには、身体の深部体温を下げる必要があります。

そこで効果的なのが、「ベッドに入る90分前の入浴」です。

お風呂に入ると一時的に体温は上昇しますが、私たちの身体には「変化を元の状態に戻そう」とするホメオスタシス機能があるため、体温が徐々に下がり始めます。

いわゆる「湯冷め」ですが、眠るためにはこの現象が必要。

90分かけてわざと「湯冷め」をさせることで心地よい眠りに入ることができるのです。

シャワーの場合は身体の温め効果が弱いので、寝たい時間の60～30分前くらいに浴びるようにしましょう。

寝室の風水を学ぶ｜方角×色の相性がある！

実は幸せになれる！「北枕」

風水とは、もともと街や都を作るために生まれた環境学です。

「気は風によって散じ、水によって止まる」という法則がベースにあり、地形や天候と密接に結びついた学問なんですね。

「国や子孫を繁栄させるためには、より良い“気”が流れる場所を選んで家を建てなければいけない」

「気の流れをコントロールすることで運気を上げる」

このような思想を基盤とし、「方角」を非常に重要視します。

寝室風水も然りで、まず基本として押さえておきたいのは「どの方向に頭を向けて寝れば良いのか」ということです。

つまり、ベッドや布団の置き方ですね。

日本では、「お釈迦さまが入滅する時に北を向いて寝た。だから北枕は縁起が悪い」という考え方がありますが、むしろ逆。

北半球では北極から南極に向けて地磁気が流れているので、その方向に合わせて頭を北に向けて寝たほうが血流も良くなるんだという説があるのです。

「脳をしっかり休めたい」「健康運を高めてパフォーマンスを上げたい」という場合は、まずは北枕で眠れるようにベッドの配置を変えてみましょう。

風水において北は「愛情」「情愛」「セックス」を司る方位でもあるので、北枕で眠ることによって子宝に恵まれやすくなるとも言われています。

逆に「南」は火の気が強い方角なので、南枕は「イライラしやすくなる」「人間関係でトラブルを抱えやすい」というデメリットがあるんですよ。

風水の基本についてはコチラの記事でも解説していますのでご興味がある方はぜひ合わせて参考にしてみてくださいね。

シーツの色は白かベージュが基本

風水では、「人は寝ている間に新しい運気をチャージする」「人は肌に触れるものから運気を吸収する」という考え方があります。

ですから、シーツやパジャマの選び方は超重要！

目的（上げたい運気）によってデザインは異なりますが、基本的には「シーツの色は白かベージュが良い」と推奨されています。

白は北枕と相性が良い色ですし、「浄化」を意味する色なので、寝ている間に身体にしみついた厄を浄化して運気をリセットするという作用があるのです。

ネガティブな感情を引きずりやすい方、人間関係で疲れやすい方、過去にこだわりがちな方はシーツを白にする＆常に清潔な状態をキープするように意識してみると良いでしょう。

一方、ベージュは「金運」やその人の「格」を上げてくれる色。

「周りから軽んじられているように感じてしまう。一目置かれる人間なりたい」

「部下から信頼されるリーダーになりたい」

といった場合は、ベージュ系のシーツを取り入れることをおススメします。

この場合、枕は北西を向けて寝るのがおススメ。

北西は「出世運」を司る方角なので、寝ている間に出世運気を頭からつま先までぐんぐん浸透させていく！というイメージです。

金運アップには「黄色×白」のストライプの枕カバー

「金運といえば黄色でしょ」

これは、もはやちょっとした常識のようなもの。

風水の知識が全くなくても、これだけは知っている！という方も多いでしょう。

寝室風水でも、シーツや枕カバーなどファブリック類に黄色をうまく取り入れることで金運を上げていくことができます。

おススメは、黄色×白のストライプ。

風水でストライプは「流れ」を意味するものであり、黄色×白のストライプはお金の流れが良くなることを意味しています。

「金は天下の回り物」とも言われるように、お金は循環させることが大事なので、この柄を取り入れることによって「がっつり稼いで、有意義に使う」というバランスの良い流れが生じてくるでしょう。

枕を向ける方向としては、金運の定番である「西枕」も良いですが、財運アップの象徴である北東で寝ている方も多いです。

特に、転職や起業などでガツンと大きな変化を生みたい方におススメ。

「金運も上げたいけど、それよりまずは仕事で成果を出すことにこだわりたい。仕事で成長したい」という場合は、成長や発展を司る”木“の気を持つグリーン系のシーツやパジャマを選ぶことをおススメします。

この場合、枕は東向きが良いでしょう。

恋愛運を高める！「淡いピンク×花柄」

「恋」といえば、どんな色を思い浮かべますか？

燃えるような恋！ということで「赤」、もしくは、甘い気分を思い出させてくれるピンクを連想する方が多いのではないでしょうか。

風水において、恋愛運は「ピンク」で表現されます。

というのも、中国では恋愛のことを「桃花（とうか）」というから。

かわいらしいピンクの桃の花が開花する様子と、恋愛が成就する華やかなイメージを重ね合わせて考えているんですね。

というわけで、シーツのカラーも「恋愛運アップにはピンク」が定説です。

ただ、「生まれ年」に応じて決まっている桃花位を意識してみるというのも良いでしょう。

桃花位とは恋愛運を引き寄せる方角で、生まれ年の干支によって異なります。

また、それぞれ相性の良い色も決まっているので、枕の方角やカバーの色にぜひ取り入れてみてください。

• 寅・午・戌 ⇒ 東　ブルー
• 巳・酉・丑 ⇒ 南　グリーン
• 申・子・辰 ⇒ 西　イエロー
• 亥・卯・未 ⇒ 北　ホワイト

とはいえ、恋愛運の場合、西枕で眠ることはおススメしません。

なぜなら、「落ち着き過ぎる」「婚期が遅れる」というジンクスがあるからです。

また、南枕もイライラしやすくなって人間関係を悪化させてしまうので、避けたほうが良い方角。

夫婦の寝室でも、南枕はケンカが多くなって妊活を妨げてしまう可能性があります。

その場合は、良縁を司る「南東」×オレンジが堅実な選択と言えるでしょう。

ベッドは「配置」にもこだわるべき

ベッドを寝室のどこに置くか？これはインテリアよりも大事なポイント！

まず、枕元の真上に天井の“梁”がある置き方。

これは空間の“気”が乱れて安眠が損なわれてしまうのでNGです。

早めに、梁が真上にならない場所にずらすことをおススメします。

続いて、頭の上に窓がある配置も、外からの光や音、冷気の影響を受けやすいのでNG。

専門的には「山がない」と表現される状態で、仕事の後ろ盾を失ってしまう可能性を暗示しています。

ベッドへッドは壁につけるように配置してください。

最後は、金運UPの夢がかなえられるレイアウトについて。

ドアから対角に位置する場所、「財気位」と呼ばれる場所にベッドを置くと金運が上がるという考え方があります。

入ってきた良い運気が最も集まりやすいパワースポットとなので、寝ている間にぐんぐん幸運体質になれちゃうというわけ！

寝室の風水は寝具にもこだわって！心地よさは運気を上げるポイントに

金運を上げたいなら寝具は上質なものを。

500人を対象とした某アンケート調査によれば、寝る時の服装についてこんなことが明らかになったそうです。

1. 第1位　ジャージ
2. 第2位　パジャマ
3. 第3位　スウェット

他の媒体のアンケートでも「寝るときはスウェットやジャージを着ます」と答えた人は約6割で、パジャマ派を上回っていました。

パジャマを着ない理由として「大きな地震があった時、すぐに逃げられるようにするため」と回答している人もいて、地震大国ならではの事情もうかがい知ることができます。

何を着て寝るかは個人の自由ですが、一つ言えることは「お金持ちな人、成果を上げている人は上質なパジャマで寝ている」ということです。

彼らは睡眠によってきちんと体を休ませることが翌日のパフォーマンスを左右することを知っているため、寝具にもお金を惜しまず「快適な睡眠」を作ることにこだわっているんですね。

人は身に着けるものから運気を吸収するので、チープでボロボロのものばかり身につけていれば、それなりの運気しか得ることができなくなってしまうでしょう。

パジャマにしてもスウェットにしてもジャージにしても、あまり安っぽいものではなく肌ざわりの良い上質なものを選ぶことをおススメします。

※もちろん、好きな服を長く愛用することも大事です。その場合は、運気を落とさないようにいつも清潔に保つこと、柔軟剤を活用して肌触りの良い状態をキープすることを意識してくださいね。

なるべく「毎日洗う」が理想的

みなさん、下着は基本的には毎日洗いますよね。

理由は、汗を吸収しているから、臭いから、そして「なんか気持ち悪いから」。

風水では、この「なんか気持ち悪い」という感覚を重視します。

「特に目立つ汚れがついているわけではないけど、1日中肌に触れていたものだからなんか気持ち悪い」

だから（下着は）毎日洗う･･･だとしたら、シーツやパジャマ類も気持ち悪いですよね。

寝ている間にコップ1杯以上の汗をかくとしたら、パジャマやシーツはそれを吸っているということになります。

また、寝具が汚れていたら、睡眠中に邪気をチャージし続けることになりますよね。

「清潔／不潔」の問題に加えて、運気を確実にリセットするという意味でも寝具の洗濯＆交換は大事です。

「下着やシャツは毎日洗うけど、寝具は週に1回」

と言う方もいますが、理想的には毎日洗って“厄”を落として！

最低でも2～3日に1回は洗ってリフレッシュするのが理想的です。

上げたい運気別！おススメの色×柄

「いい恋愛をしたい」という方もいれば、「仕事でバリバリ成果を出していきたい」、「健康になりたい」等々、人が風水に求めるものは様々です。

そこで意識して欲しいのが、上げたい運気に応じたデザインです。

風水では、運気にはそれぞれ管轄する「色」があります。

ここでは、上げたい運気別におススメのシーツの色×柄をご紹介しますので、ぜひ寝具選びの参考にしてみてくださいね。

• 恋愛運（妊活含む）･･･ピンク系またはオレンジ系×花柄、フルーツ柄
• 仕事運･･･ブルー系もしくはグリーン系×ストライプ柄
• 金運･･･イエロー系、ホワイト、ベージュ系×ドット柄、ストライプ柄
• 健康運･･･ホワイト、グリーン系の無地

いずれも、ビビッドなカラーよりも淡い色のほうが、目にも優しく心身の疲れを癒す効果があります。

ネット通販よりも、実際に実物を見てみて、フィーリングで「これはよく眠れそうだな」と感じるものを選ぶと良いでしょう。

授かりたいなら「赤」と「白」は避けて

妊活には、情熱的な「赤」のものが良い！

･･･そんな説もありますが、これはあまりおススメできません。

確かに「赤」には情熱のスイッチを押す効果がありますが、寝室に取り入れてしまったことで「イライラしやすくなった」「ケンカが絶えなくなった」「なんとなくいつも落ち着かない」といったデメリットを報告している体験談も多いのです。

また、無難な「白」も妊活には不向き。

これは実際に妊活中のカップルの体験談ですが、男性側が「真っ白な寝室って、なんか萎える」「神聖な場所で汚れたことをしている気分になる」「性欲が落ちる」と語っていました。

運気を浄化する、リセットするという意味では手堅い「白」も、妊活にはあまり推奨できない色です。

ではどんな色が良いのかというと、淡いピンクやオレンジの寝具であれば「相手に対する愛情が増す」「パートナーに対して優しい気持ちを持てるようになる」という効果が期待できます。

特に家の中心から見て寝室が「北」にある間取りなら、ピンクやオレンジといった温かみのある色を取り入れるようにしましょう。

身体の冷えだけではなく愛情が冷えてしまうのも予防できます。

また、模様についても「妊活にはフルーツ柄が良い」と言われていますが、かえってそれが心理的プレッシャーになってしまい夫婦仲がギクシャクしてしまうことがあるようです。

一般的な風水の知恵を取り入れることは確かに大切なことですが、第一に優先すべきは自分とパートナーの気持ちです。

知識を取り入れることでかえって自分たちを追い詰めるようなことがないようにしてくださいね。

基本的に黒い寝具は避けたほうが良い

インテリアでもファッションでも、「スタイリッシュなモノトーンが大好き！」という方は多いですよね。

実際、オールブラックや白黒は無駄がなくシンプルでセンスよく見えます。

ただ、風水的な観点から見て、寝具として取り入れるのはあまりおススメしません。

なぜなら、黒は「停止」「停滞」を表す色だから。

また、陰の気を発生させてしまう色なので、風水の専門家であっても「扱いが難しい」と言われる色なのです。

「白黒のボーダーなら大丈夫なのでは？」という声も聞こえてきそうですが、はっきりした柄は運気の浮き沈みが激しくなるため、これもあまり推奨されていません。

もちろん、「モノクロ大好き」「黒に囲まれていると落ち着く」「他の色だとかえって睡眠が阻害される」という場合は、ご自身の感覚を優先することが大事です。

おまじないも風水も、なんでもそうですが「万人に共通して効果があるもの」はありません。

寝室風水を取り入れるかどうかも最終的にはご自身の判断を優先するのが正解なのです。

寝室の風水で置くとよいもの！おすすめのインテリアアイテム

運気アップは空気を整えることから！「空気清浄機」

トイレ風水でも言われていることですが、風水インテリアの基本は「余計なものを置かないこと」です。

理由は、物があると“気”の流れが滞ってしまうから。

大きな建物があると風の向きが変わりますが、それと同じことで、物がゴチャゴチャしていると風と一緒に運ばれてくる運気の流れが阻害されてしまうのです。

ゆえに、「物は必要最小限に。綺麗な空気がスムーズに流れる空間」というのが寝室風水で目指すべき理想像です。

そこでプロの風水師がおススメしているのが、空気清浄機。

ちょっとコストがかかってもこれはぜひ購入して、できれば1日中稼働させておくのが良いとおっしゃっています。

＠数万円の仰々しいものでなくても、このような簡易的なものでも何もしないよりはけっこう効果を実感できるはずですよ。

アロマの香りを拡散させることもできるのでおススメです。

もしそれが難しい場合でも、常日ごろから湿度や室温をチェックするようにして快適な空気環境を作ることを意識しましょう。

夏場は、「エアコンの除湿機能で湿度60％以下まで下げる　⇒　27度くらいの設定温度で冷房をつける　⇒　扇風機やサーキュレーターで冷気を循環させる」という方法で室内環境を整えておくと眠りに入りやすいです。

トイレの風水についてはコチラの記事で詳しく解説していますのでぜひ合わせてチェックしてみてくださいね。

心地よい眠りを誘う「お香、アロマ」

風水は「空気の流れ」をイメージすることが大事。

とはいえ、その“空気”は目に見えないものですよね。

それが汚れているとか、よどんでいるとか、どうやって判別すれば良いのかわからないという方も多いでしょう。

でも、実は私たちは、子供の頃から空気の「キレイ」「汚い」を自然に見分けています。

ヒントになるのは、ニオイ。

臭いのか、それともいいニオイなのか、それとも無臭なのか。

風水的に見て「良い“気”にあふれている空間」は、心地よくいい香りに満ちています。

幸運は良い香りがするところに導かれてくると言われていますので、幸せになりたいのであれば自分が身を置く空間を良い香りで満たせば良いというわけ。

私たちだって、臭い場所よりもいい香りがする場所を好みますし、ニオう人よりはかぐわしい香りがする人と一緒にいたいものですよね。

睡眠時間は体内の“気”を入れ替える大事な時間ですから、寝室をいい香りで満たすことは幸運体質になるためにも効果的なアクションです。

基本的にはあなた自身が好きな香りを選ぶのがベストですが、「睡眠の質を高める」という観点からいえば天然ラベンダーのアロマがおススメ。

さきほどご紹介した空気清浄機のお水に、このアロマオイルを1滴2滴たらして回すだけでもお部屋の空気感はガラッと変わります！

 

ラベンダーの香りには素敵な恋愛を引き寄せる効果もあるので、特に「寝室風水で恋愛運を上げたい」と希望している方におススメ。

ラベンダーの効能についてはこちらの記事でも紹介しているので、ぜひ合わせてご覧になってみてください。

陰気を中和する「観葉植物」

私たちは、寝ている間に大量の汗をかいています。

汗は水ですから、風水的に見れば一晩のうちに大量の“水”の気を発生させている、つまり寝室は大きく“陰気”に傾いているということになるでしょう。

流れる水には浄化の作用がありますが、この場合は停滞する水ですから、運気の面ではよろしくない！

なんとかして室内の“気”のバランスを中和する必要があるわけですが、そこで大活躍してくれるのが観葉植物です。

植物には陰の気を吸収して中和してくれる作用があり、トイレ風水でもよく使われるアイテムなんですよ。

また、人間はもともと森に棲んでいた動物ですから、アスファルト生活に慣れっこになった現代人であっても緑を見ると心身がリラックスします。

実際、緑のものを見るだけでも副交感神経が優位になることがわかっているんです。

寝室の“気”のバランスを整えるため、そして視覚的に癒されて心身をリラックスさせるためにも、寝室にはぜひ植物をお迎えしましょう。

おススメは次の通りです。

★ポトス、ゴムの木

いずれも、金運アップに効果的で魔除け効果もあります。

管理しやすいので、植物栽培が苦手な方、初心者の方でも枯らすリスクは低いでしょう。

★サンスベリア

浄化効果が高く、空間の空気をキレイにしてくれます。

★モンステラ、アンスリウム、アイビー

どちらも葉っぱの形がかわいい樹種。

人間関係や恋愛関係についての運気を上げてくれます。

アイビーは良縁を呼ぶ植物なので、就職・転職活動中の方にもおススメ！

その他、パキラ、アジアンタム、ガジュマルなども育てやすく、風水でよく使われる植物です。

いずれも、育てやすいとはいえ全く光がない状態では弱ってしまいますので、日中は適度に光が射す明るい場所に置いてあげるようにしましょう。

枯らしてしまうと逆に運気を下げることになってしまうので、必ず栽培方法をよく確認してから購入するようにしてくださいね。

邪気を祓う「盛り塩」

最近、あちらこちらでよく使われるようになった言葉の一つに「ＨＳＰ」があります。

これは「Highly　Sensitive　Person」の略で、非常に感受性が高く敏感な人のことを意味しています。

たとえば、他人の些細な言葉を気にしてしまったり、誰かと一緒にいるだけで疲れてしまったり。

人間関係でストレスを感じやすいという方は、HSPの可能性がありますね。

ＨＳＰの方は、「ちゃんと寝ているのに疲れがとれない」「昨日あった嫌なことを翌日にも引きずってしまう」という傾向が強いようです。

それだけ周りからネガティブなエネルギーを受けやすく、それをリセットするのが難しいタイプということ。

ＨＳＰの気質を持った方には、「寝室に盛り塩を置く」という風水が効果的！

枕元でも良いですし、徹底してやりたいのであれば寝室の四隅にそれぞれ置くのでも良いです。

これによって結界を張ることになり、悪しきエネルギーが寝室に入り込まなくなります。

塩の選び方、おススメの浄化塩についてはこちらの記事でも扱っていますので、ぜひ参考にされてみてください。

寝室の風水のNGアイテム！運気を上げるならこれだけは避けて

離婚の原因になるかも？「ベッドサイドの鏡」

やってはいけない寝室風水のワースト1とも言えるのが、ベッドサイドに大きな鏡を置くということです。

特に、自分が寝ている姿がその鏡にバッチリ映り込んでいるという場合は要注意！

「爛桃花」というネガティブな恋愛運を招きやすく、カップルや夫婦の間にトラブルを招きやすいと言われています。

実際、寝室に鏡を置いていたことが原因で夫婦仲がギクシャクし、離婚に至ったというケースも少なくありません。

恋愛に限らず、鏡に寝姿が映る状態で寝ることは「運気を吸われる」という意味であまりよくない状態。

そもそも、寝室に鏡は必要でしょうか？

身支度するなら、鏡はクローゼットや玄関にあったほうが便利なのでは？

なるべく早めに鏡とベッドの配置を変えるか、あるいは鏡に白いカバーをかけておくなどして自分の寝姿が映り込まないようにする工夫が必要です。

なんか落ち着かない。睡眠の質を下げる「ぬいぐるみ」

「お気に入りのぬいぐるみに囲まれていたい」

大人になってもそんな願望を持ち、大量のぬいぐるみたちに囲まれて寝ている方もいます。

でも･･･実際のところ、それで安眠できていますか？

“誰か”に見られているようで窮屈だったりしませんか？

風水では、ぬいぐるみや人形には“念”が宿ると考えます。

さらには「持ち主の生気を吸う」という説もあったりするので、実は取り扱いが非常に難しいアイテムなのです。

日本でも、その手のちょっぴりオカルト的な考え方は昔からありますよね。

神社やお寺で人形供養をするのも、「人形には念が宿る」という考え方が広く浸透しているからです。

ゆえに、大量のぬいぐるみやフィギアに囲まれて眠るのはおススメしません。

他人の視線にさらされている場所では落ち着いて眠れないのと同様に、安眠できないから。

さらに、そのぬいぐるみ類にホコリや湿気がたまると“陰”の気を発生する元となり、寝室全体の運気を停滞させてしまいます。

そんな部屋で眠り続けたら、仕事も恋もうまくいかなくなるのは当たり前。

ぬいぐるみはお気に入りを1～2個だけ残して、あとは別の場所に収納しましょう。

明日が気になって休めない！「仕事の資料」

「やばっ！仕事が終わらなかった。寝る前にちょっとやってから寝るか･･･」

そんな調子で、寝室空間に仕事の資料やパソコンを持ち込む方も多いですね。

しかし、それでは脳が休めません。

眠っている間も脳は仕事のことを考え続けてしまいますので、本当の意味でリラックスして休むことはできないでしょう。

夜中に何度も目が覚めてしまったり、早朝に起きてしまったり･･･と、ぐっすり安眠するのが難しくなってしまいます。

これでは翌日のパフォーマンスも落ちてしまいますよね。

単発ならばともかくとして、これが常態化すると高血圧の原因にもなり得るでしょう。

電気を点けっぱなしにしてパソコンを開いた状態で寝落ちしてしまうくらいなら、「今日はもう寝る！」と決めて、翌朝ちょっと早く起きて集中したほうがよほど効率的です。

寝室にビジネスを持ち込むのは止めましょう。

うっかり時間が過ぎていく「スマホ、ゲーム、タブレット」

寝る前のひととき、ベッドでTwitterやインスタをダラ見するのは最高に気持ち良いものですよね。

あるいは、「ちょっとだけ。ここだけ攻略してから」とゲームを開いたり。

しかし、「気づいたらもう1時間も経ってた！」「ゲームを開いたまま寝ちゃってた！」なんてこともあるのでは？

至福の時であるのは確かですが、スマホやタブレットのディスプレーが放つブルーライトは睡眠ホルモンであるメラトニンの生成を抑制してしまいます。

人によっては「目が冴えて眠れなくなった」「深夜に眼が覚めてしまった」「悪夢にうなされた」なんてことにもなりかねません。

さらに、スマホが放つ電磁波が頭痛や睡眠障害の原因になると指摘する専門家もいます。

睡眠の質を守る上でも、寝る直前まで電子機器を手にしている状態はおススメできません！

スマホで目覚ましのアラームを設定している方も多いと思いますが、目覚まし時計を買いましょう。

積読（つんどく）は絶対避けて！「大量の本」

「寝る前はスマホもゲームもダメ。だったら読書なら良いでしょ？」

確かに、アナログな読書なら電磁波のリスクもブルーライトの心配もありません。

ただ、寝室に大量の本を持ち込み、いわゆる「積読（つんどく）」の状態になっているのはＮＧです。

まず、本などの紙類は湿気＝陰の気を吸収しやすいという性質があります。

長くその状態で放置しておけば、寝室空間の気の流れが乱れる原因となり、寝ている間のエネルギーチャージに支障をきたしてしまいます。

また、寝室に本棚があり、そこがいつもパンパンな状態だというのも危険。

本棚の状態はその人の頭の中を映し出していると言われており、頭の中にも新しい情報が入らなくなってしまいます。

寝室の本棚はぜひ定期的に見直しをして、古い本は処分するクセをつけましょう。

※基本的には、寝室に本棚は作らないのがベストです。

悪い気を吸収してしまう！「ベッド下のガラクタ」

狭小住宅やワンルームのマンションやアパートにありがちなのが、「ベッド下の空間を収納として使っている」というパターン。

最近はニトリでも、二段ベッドのような形状になっていて下のデッドスペースを有効活用できるベッドが販売されています。

限られたスペースを有効利用するという意味ではお役立ちですが、風水で見るとちょっと危険です。

なぜなら、ベッド下の空間は悪い“気”の温床になりやすいから。

ベッド下は「どうせ見えないからいいか」と掃除が手薄になり、ホコリや湿気が溜まりやすくなります。

人によっては、そこに子供のおもちゃや隠しておきたいガラクタの数々を詰め込んでいるというケースも･･･。

物があれば“気”が乱れ、ホコリが溜まれば“陰”の気が発生する。

それを、真上にあるベッドを介して吸収し続けたらどうなるか･･･想像するだけでもゾッとしますね。

ベッド下のスペースは、なるべく物を置かずに掃除しやすい状態にキープして。

市販の乾燥剤を置くなど、湿度のコントロールも意識しましょう。

運気を下げる「モノトーンの家具」

スチール製のベッドもあまりおススメできません。

なぜなら、スチール家具には「成長を止める」「良い“気”を燃やしてしまう」という作用があるからです。

とりわけ、黒いスチール製ベッドは「すぐに買い替えたほうが良い」と言われてしまうくらいのレベルでＮＧな家具です。

「最近、体調がすぐれないと思っていたんだけど、ベッドを買い替えたら体調が戻った」という方もいるくらい。

そのくらい、ベッドのデザインはそこに寝る人の運気を左右するものなのです。

寝ている人の運気を成長させるという意味では、天然木製の安定感のあるベッドが理想的。

贅沢をいえば、幅が広めで思いきり体を伸ばせるようなサイズ感のものが好ましい！

合わせて、重くて古い（もしかしたらカビだらけの）蒲団はさっさと処分して、軽くて暖かい寝具を新調しましょう。

たかが寝具、されど寝具で、寝具への投資をケチってはいけないのです！

陰気を強めてしまう「水槽」

寝室を癒しの空間にするために、水槽を置いて魚やカメを飼っている方もいらっしゃるでしょう。

冷たい水の中を悠々と泳ぐ姿は、見ていて癒されるものですね。

とはいえ、それは水をキレイに管理できる場合に限ります。

汚れた大量の水を寝室にストックすることは、部屋が陰気に傾むく原因に。

ただでさえ湿気が溜まりやすい部屋なのですから、わざわざ陰を発生させるような物は置かないほうが良いのです。

どうしても置きたいという場合は、ドアから対角にある「財気位」にレイアウトしましょう。

また、放つ魚は金魚がベスト。

うろこに光を反射させキラキラ輝く姿から「金運を水に載せて運んでくれる生き物」として古くから親しまれてきました。

水が財運を留め、金魚がその財運を循環させることでますます運気が上昇します！

※ただし、この場合でも水槽の水換えはまめに行ってください。

汚れた水を置いておくと、たとえ財気位に置いたとしても運気は停滞してしまいます。

金運を捨ててしまう！「ゴミ箱」

寝ている間に鼻水をぬぐったりすることもありますし、たいていのお宅の寝室にはゴミ箱があるでしょう。

しかし、「運気」に限定していえば、できれば持ち込まないほうが良い、撤去したほうが良いアイテムの一つに含まれています。

ゴミ箱は、「不要なもの」「汚れたもの」を捨てる場所ですよね。

寝ている間にそこから陰の気が発生し、それが寝室の空気を汚す･･･とイメージしてみると、私たちの運気に悪影響を与えるだろうということは自明です。

とはいえ「あったほうが良いアイテム」であることは確かですから、

• たまったゴミは寝る前に除去しておく
• フタ付きのゴミ箱を選ぶ
• なるべくベッドから離した場所に置く

などの方法で対処しましょう。

くれぐれも、何週間も前のゴミが入りっぱなし･･･なんてことがないように気を付けてくださいね。

寝室の風水は健康運だけじゃない！結婚、恋愛、子宝、金運もアップ

明日の仕事の成果や人間関係を左右する寝室環境の整え方についてご紹介しました。

ぐっすり眠れているかどうかが人生を大きく左右しているなんて、夜更かしが当たり前になっている現代人にとっては耳の痛い話かもしれません。

しかし、睡眠を軽んじることはあらゆる可能性を放棄することとイコール。

現代人はもっと積極的に眠るべきなのです。

次のポイントを押さえて、さっそく寝室環境を整えましょう。

• 人生の1/3は眠りの時間
• 成功している人は睡眠を大切にしている
• 枕の向きによって運気が変わる
• 寝具の色・柄は目的と方角に合わせて選び分ける
• 基本的に寝室にはよけいなものを持ち込まないほうが良い

「睡眠を削って頑張る」は今やなんの自慢にもなりません。

成果を上げたいならば、眠りましょう。

好きな人に振り向いてもらいたいなら眠りましょう。

良好な夫婦関係を維持したいなら、もっともっと、眠りましょう！！